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Author:日本一の果実(FC) 春夏秋冬、日本には四季があります。四季の移ろいと、風が頬を通り過ぎるのを感じましょう。果物の素晴らしさを伝えたいですね。仕事は研究開発ですが休日は汗を掻きながら野良仕事。果樹を育て、逆に育てられながら日々を楽しんでます。
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挿し穂の体力勝負と言った所でしょうか。
カルスがしっかり形成されれば、枯れ込むことはありませんのでじっくり待つのみ。
2mm未満の太さの挿し穂は一般的にはまず失敗します。
フィンガーライムが耐えるとは意外でした。
この細さで行ければ、もう少し太い枝を挿せばほぼほぼ成功します。
ただ極細の枝の接木はかなり難易度が高いです。
活着する前に体力が尽きます。
活着面の断面積と接ぎ穂の枝の表面積の関係でしょうか。
極細の接木は接ぎ穂の長さも短く。
バランスを考える必要がありますね。
極細の接木も一部成功していますので、ヒントは得ています。
今年の接木はほぼほぼ失敗。
品種の差もありますね。
来年の接木は大丈夫だと思います。
蕾は挿してから出て来ました。
根がありませんのでもともとの自分の枝の養分のみ。
開花しても実を付けるまで至らず。
流石に厳しいようです。