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日本一の果実栽培をめざして(FC)

四季の移ろいと果物の魅力を伝えます。 皆さんと共に味わいましょう。
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3年ぶりのぶどうを目指して

ぶどうの袋掛けを終えました。
この時点で通年のぶどう管理として90%が終わっています。
あとは数回摘芯と防除。
今年収穫出来れば3年ぶりとなります。


アクシデントがあったのは2018年9月の台風21号。
ぶどう棚3棟が倒壊。


昨年、棚を再建。
ぶどうの木を養生しながら収穫しようと思いましたが、病気や害虫。
ひどいものしか生らず。

今冬は棚の防除から開始。
地面も消石灰を撒いて殺菌。
環境を整えてから。



リビング前のぶどう棚。
2018年の台風で棚がグシャっと。
昨年の春に棚を再建して木全体を持ち上げようと試みましたが重くて。
結局主幹だけの残し枝を全切除。



2018年9月の台風21号が通過した後の様子。
エアコンもぶどうの木の重みで潰れました。

台風21号 室外機

台風21号 2018 9 4-3






2019年7月1日の様子。
ぶどうは小さな房が一つ。
新聞紙で袋を作って掛けました。

イタリア 2019 7 7-1

イタリア 2019 7 11-1

イタリア 2019 7 11-2





そして2020年。
7~8割戻ったでしょうか。
今年は70袋程度。
ぶどうは光が大切。
植えてある場所は日影でもいいです。
実を付ける場所に日が当たれば。
半日の日向では実を付けません。
このイタリアも遠回しに幹を伸ばしています。
最初植えた場所は半日しか日が当たらず、10年間一つとして実を付けませんでした。
今は一日中日向。
夏の日除けも兼ねています。
これで部屋の気温は3℃ほど下がります。

イタリア 2020 6 20-1


イタリア 2020 6 20-2

イタリア 2020 6 20-3

イタリア 2020 6 20-4

イタリア 2020 6 20-5

イタリア 2020 6 20-6

イタリア 2020 6 18-1

イタリア 2020 6 18-3










畑のぶどう棚も2018年の台風で倒壊。
こちらも再建。
今年は赤嶺と出雲クイーンを伐採してシャインマスカットの枝を長く伸ばしています。


2018年台風通過後の様子。

台風21号 2018 9 4-6





現在のシャインマスカット。

シャインマスカット 2020 6 20-12jpg

シャインマスカット 2020 6 20-1







ゴールドフィンガー。
木の戻りは30%ほど。
ここのぶどう棚も昨年再建。
ゴールドフィンガーの他に天山もありますが、今年一房も生ってくれませんでした。
棚は春に再建。
ただ屋根のビニールを張っていませんでした。
一年雨ざらし。
これが復活が遅れた原因。
天山は2年後に伐採予定。
天山に変わってブラックビートとコトピーを収穫する予定です。
今年から準備を始めています。

現在のゴールドフィンガー。
これも今年収穫出来れば3年ぶり。

ゴールドフィンガー 2020 6 23-1

ゴールドフィンガー 2020 6 23-2





台風前に棚を補強する予定です。
当地のぶどうは9月下旬から10月初めがピーク。
今年も色々あるのでしょうか。
静かに過ぎて欲しいものです。





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【 2020/06/25 (Thu) 】 ぶどう | TB(0) | CM(6)
Re: しおさん
昨日、畑にいましたらボキっと言う音がしました。
見ましたら柿の枝が折れた音だったようです。
風速は4m/sほど。(笑)
台風が来ましたら、間違い無く折れます。
サポートが必要ですね。
【 2020/06/29 】 編集
ブドウの復活は楽しみですね。
シャインマスカットの人気は衰えませんね。

今年の台風はどうなんでしょう。
しっかり備えて対応したいところです。
【 2020/06/29 】 編集
Re: korolemonさん
最近の心配は地震。
全国のあちこちで地震が発生していますが、日本の真ん中は静かです。
最大限の備えが必要かもしれません。

今年は畑全面の殺菌を行いました。
土の上の小枝や雑草を取り除いた上で体に触れないように消石灰を撒きました。
数日経ってさらに漉き込み。
これはスモモはリンゴの樹脂病対策であります。
幹や枝の防除だけでは追い付かなくなりました。
高さ4mの枝の先も罹ってまして。
恐らく、イチジクや柿、梨の葉っぱにも効果が出ると見ております。
今の所、綺麗な葉っぱをしています。
菌は周りからも風で飛んで来ます。
定期的な一掃は必要かもしれませんね。

ぶどうは密になり過ぎですね。
私の場合は袋を掛けるまで葉の数を抑えています。
特に房の周りは葉を敢えて落とします。
脱粒防止と房作りをし易くする為です。
袋を掛けた後に葉を増やします。
一週間で元に戻りますので。
葉の光合成は必須です。
不要な枝をこまめにチェックして葉を制限するしかありません。
ぶどうも成長と子孫と両方を考えています。
相反する行為ですので、ある程度成長を止めませんと実が疎かになりますね。

新聞紙のインクが菌対策になりますが、数房であれば一束100枚の袋を買わなくても新聞紙で代替え出来ますね。
通気性のある籠は厳しいかもしれません。
菌は空気中に一杯。
やはり紙で遮断でしょうか。

秋に生れば今年の家の殺菌対策の効果が見えて来ます。
綺麗な実を収穫するには木目の細かい防除が必要かもしれませんね。
ぶどうの木に挟まった一枚の枯葉。
これは絶対に取り除く必要がありますね。
間違い無く菌が付きます。

【 2020/06/27 】 編集
日本一の果実さんへ
あの頃の記事が懐かしくも思える程時間が経ったんだなと不思議な感じがします。当家でもアンテナが飛んでしまい、晩、車にTVを見に行っていた様な記憶が・・・ ^^;

>昨年の春に棚を再建して木全体を持ち上げようと試みましたが重くて。
>結局主幹だけの残し枝を全切除。
今後、万一同じ様な事があればご連絡下さい。体力には少し自信のある息子2人が、今の所、一緒に住んでくれておりますので、3人で応援に行けますよ! ^^ 2度とない方が良いのですが・・・ ^^;

>地面も消石灰を撒いて殺菌。
地面の殺菌はした事がありませんでした。地面も殺菌した方が良いのでしょうか?「防除」に関しては、ほとんど何もしてこなかったので、これからお勉強しようかと思っておりました。

ご質問ばかりになってしまいますが・・・
袋掛けに関しても悩んでいます。(今の所、何もしていません)
新聞紙で袋掛けすると良いですよ。とのコメントは以前頂いたので、今年は新聞紙でやってみようかと思っていたのですが・・・

ぶどうの着色には、陽の光も必要と聞きました。
なので、葉が生い茂る様であれば、陽が差し込む様に、葉を取り除いてみたり、或いは、地面に反射シートを敷いて、陽を反射させて下から当てる農家さんもいらっしゃるとか・・・

でも、袋掛けをすると、陽が当たらなくなります。
葉同様、果房にも陽が必要とするならば相反する行為とも言える様な感じがしています。
果房の着色を優先するか?
或いは、
鳥、虫、菌などからの防除を優先するのか?
の判断となる、という事なのでしょうか?

この2つのポイントを解決する方法として、ネットで覆った籠を作ってみようかと考えていた事もありますが、鳥、虫からは守れても、菌からは守れないなぁなどと感じています。 ^^;
【 2020/06/27 】 編集
Re: 鬼ちゃん
私は失敗に慣れています。
失敗には原因があります。
その原因が分かれば失敗した時より強くなりますね。
自信が無いうちは失敗したりします。

先が読めませんとどこかで躓きます。
収穫がまずあって、そこから逆算して考えられるようになりますと躓きを減らせられます。
何ごともなく普通に収穫。
次に何をしたら先に進めるか。
それをさりげなくする。

私が一番良く見る情報が天気予報です。
その日の午前や午後、明日、2日後、一週間後。
先々、何をしようかな。

今年のぶどう。
3年前のぶどうより立派なものを収穫したいですね。
空白に価値が付けられるか。



【 2020/06/25 】 編集
凄い!力強い!復活!
日本一さん~

いま改めてみても、台風で倒壊した時の棚は、酷いものですね~
あれで、撤去してしまう方も多いと思いますけど
わずか2年後に、元通りって、凄いです~~~~~

綺麗に実ったブドウを見れば、簡単に素敵!と思いますが、
育ててる間には、色々なハプニングがあり

関連記事の項目を見直しても、色んな事を一つづつ…
ため息が出そうです。
実際やってみて、こんな風になるには、陰の努力があっての事だとつくづく感じます。
幹のお手入れも、つるつる肌、バッチリで!

日本一さんちのブドウ棚の画像は、何度見てもほれぼれします~

この画像をジロジロも見ていたら、復活!って言葉は素敵なんだな!って思います。
頑張って、復活出来た方だけが使える言葉ですね!

台風前の補強ですね!
備えあれば憂いなし!といきたいです。
頑張れ~~~~~

鬼ちゃんちも、数年後は日本一さんちを目指して、頑張ります。
【 2020/06/25 】 編集
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