キウイの接木の適期であります。
この時期に接いでおけば大丈夫でしょう。
あらっ。
枯れてますね。
昨年多品種接ぎをしておいたキウイの枝を良くみましたら数本枯れてました。
少し成長した跡がありますので、一時的には活着したようです。
ここがキウイの難しい点であります。
『負け枝』が発生し易い樹種と言えるかもしれません。
キウイの小苗を1本圃場から庭に連れて来ました。
庭のキウイを更新する為です。
最初高接ぎで多品種の木に仕立てるようと考えましたが、例の負け枝のこと枝があります。
ある程度下からそこそこの太さに仕立てて行きます。
養分の均等化は難しいものがあります。
『圃場のキウイ』

接ぎ直しましたが、これは失敗する可能性の方が高いです。
太枝に細枝。
私が一番嫌いなパターンです。
駄目もとで。

台木はニューエメラルドの実生。
この台木は最強。
掘ってみましたら根はまずまず。

庭の花壇に植え付けました。
一年成長させ、奥にあるニューエメラルドを今年の収穫後に倒します。

キウイもこれまで挿し木・接木とたくさんやって来ました。
一番確実はこの時期の居接ぎでしょうか。
台木と穂木の太さがマッチングすればまず大丈だと思います。
ただ極太・極細の穂木の接木は失敗し易いです。
このような極太・極細の穂木は挿し木であればまだ可能性はあります。
今年、キウイで注目している苗があります。
昨年挿し木したレインボーレッドであります。
レインボーレッドの立派な接木苗を昨年頂きましたが、すぐさま強風で接ぎ木部分からブチっ。
あちゃ~。
すぐに穂木を採り、挿し木に切り替えました。
現時点でヒョロヒョロっと2m。
今年花が咲いてくれるのでしょうか。
紅芯は挿し木して翌年に開花するのがこれまでのパターン。
今年も注目しましょう。
写真一番手前が昨年挿し木したレインボーレッド。

近くにあるプランターにも同様にレインボーレッドの挿し木苗。
こちらは完全に存在を忘れておりました。
差はありあり。
この後、圃場に植え付けてあげました。

キウイは挿し木・接木とどちらでも行けるだけに考えることも多くなります。
家のキウイはこれまで挿し木の方が多いです。
今年もしっかり成長させましょう。
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簡単ではありませんね。
キウイの接木は時期的な要因が一番でしょうか。
枝を切ってヌルっとした時は既に遅いかもしれません。
台木に居接ぎは時期を間違えなければまず大丈夫だと思います。
高接ぎは接ぐ枝がポイントになります。
養分が回らないと厳しくなりますね。