2016年。
いろいろありました。
たくさん有り過ぎてあまり覚えていません。
ボケの兆候もあると思います。
楽しいことより辛いことの方が多かったような。
たぶん人間は辛いことの方が鮮明に記憶するのだと思います。
果樹は近年同じことを繰り返すようになって来ました。
開花・授粉・摘果・防御・防除・収穫。
この流れで一つでも欠けたら収穫に至りません。
2016年を時系列に追ってみます。
長くなりますので流し読みしてくだされば。
3月21日。
高田梅の開花。
蜜蜂も行動を始めます。

3月25日。
秋ソルダム。
スモモの開花は綺麗です。
(3月下旬がスモモの開花のピーク)
この頃は昆虫達にお任せ。
授粉を見守りつつ梨の防除に入ります。
雨の前日の梨の防除は欠かさず。
天気予報とにらめっこ。

4月15日。桜桃の紅ゆたか。
桜桃の開花のピーク。
来年のこの頃、少し考えなければ。
人工授粉が必要かも。

4月21日。紅ゆたか。
授粉結果が明らかになって来る時期。

5月23日。
桃の摘果。
5月20日頃が一年で一番忙しい時期。
桃、スモモ、梨、キウイの摘果。ぶどうの摘粒。
兎に角忙しい。
実も日ごとに大きくなって行きます。
実の数を1/10まで摘果。
桃の西王母。(摘果前)

スモモの秋ソルダム。
コチェコと並んで重要な受粉樹。

5月27日。
日々、鳥との格闘。
またやられたか。
どこから入った?

6月7日。
酸果桜桃の収穫。
取り敢えず酸果桜桃は酸っぱいので鳥も遠慮してくれます。
モンモレンシー。

6月11日。
杏の収穫を始めます。
丁度この頃は甘果桜桃、ビワのピーク。
収穫物が一気に増えます。
合わせて梅雨入り。
防除を意識する頃。
特に梅雨期のぶどうとスイカ・メロンの防除は絶対です。
ぶどうの袋掛けは6月20日頃。
杏の紅浅間。


杏などを収穫しながら息抜きに紫陽花のコサージュを眺めます。
一時の癒し時間。
コサージュ。

梅雨。
雨・雨・雨。
耐える時期。
(2016年6月23日。)

梅雨の合間にスモモや早生の桃の収穫。
味は天気次第。
桃の味は雨に大きく左右されます。
まだスモモの方が雨の影響に左右されません。
6月27日前後にスモモの李王を収穫します。
非常に楽しみな時期であります。
6月末から7月20日頃に掛けてスモモの収穫。
(合わせてスイカ・メロンの収穫に入ります。)
7月2日。
スモモのいくみ。

真夏は毎日スイカがあれば大丈夫。
果物より水分補給を優先します。
9月に入ると実りの秋を意識するようになります。
ぶどう、梨、イチジク、リンゴ、栗、キウイ、柿く秋の味覚。
9月10日。
イタリア。

今年は夏バテ。
この後は続きませんでした。
秋の味覚、何か収穫したかしらん。
秋に食べた果物。
ぶどう30房、梨20個、イチジク20個、リンゴ30個、キウイ100個、柿50個。
今年これくらいは食べましたが、全然少ない感じ。
夏バテの影響は色濃く。
食べ切れない分はご近所にお裾分け。
今年キウイの紅妃を10人くらいの方にあげました。
皆さん甘いキウイは初めてのようで、何この甘さは。
私はいたって冷静。
あっそ。
(内心キウイよりおいしいものがたくさんあるのに。)
まだまだおいしい果物の存在をたくさんの人に知って貰わなければ。
もっとおいしいキウイもあると思います。
今年印象に残った果物を記しておきます。
・スモモの貴陽。
最初大した味ではないと思ってましたが、収穫3年目の今年はおいしいと思いました。
やはり数年待たねば本来の味が出てこないと言うことでしょうか。
・桃のゆうぞら。
果肉のなめらかさがいい。白麗もなめらかさがありますがそれ以上。
マンゴーのような滑らかさがあります。
・柿の花御所。
この柿は柿肉がなめらか。
歯で噛むよりスルっと入って行きます。
これもマンゴーに近い。
マンゴーを栽培したい!
無理無理。
最近はみかんを食べてます。
クレメンティン。
不味いと思ってましたが、今年は少しおいしくなりました。
何とか食べられるレベルまで改善。
クレメンティンが隣の紅ちゃんをチラ見。
ヤバイぞ。
殺気を感じたのかもしれません。
同じクレメンティンでも畑と庭では味に差が出ました。
育つ環境でも違います。
品種本来の味が出せるかどうかですね。
畑。


庭。
庭のクレメンティンは隣にレモン。
レモンと授粉してしまったようです。

果樹に限りませんが毎年同じことを繰り返さず。
変えていかねば。
収穫量は年々増え続けています。
逆に体力は年々減り続けています。
これが問題。
この大きな問題と向き合って行かねばなりません。
何か秘策はあるのでしょうか。
・・・
今の所、これと言ったものはありませんね。
強いて言えば気力。(笑)
取り敢えず気力充実で。
来年も初収穫予定の果物が続きます。
私にとっては未知の果物。
李王を越える果物を食べたいな。
なんて。
可能性を追い続けたいと思います。
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今年もたくさん果物を食べて一歳若返りましょう。
本年も宜しくお願い申し上げます。