今年ホームセンターで購入した鉢の柿を剪定してみます。
と言っても私のではなく、ゆずぽんさんのものです。
画像をお借りしました。
品種は貴秋。
大きくて甘い柿です。
モグちゃんも仰ってました。
秋シリーズの中では貴秋がおいしいと。
『剪定とは』
剪定とは、『管理人の意思を伝えること』
こうやって育つんだよ。
剪定の時に管理人が迷えば、木も迷います。
明確に伝えることが大事。
思い通り育てば、管理人は出来る人。
思い通り育たなければ意思が伝えられないと言うことで管理人の技術不足。
では、ゆずぽんさんの柿です。
樹高は40cmくらいでしょうか。
恐らくゆずぽんさんは最初剪定する気がありませんでした。
枝が3本。
しなくても大丈夫。
いかんでしょう。
それダメ!!
それダメが今入りました。
剪定しないと一年先にどうなるか。
(予想)

では私が剪定してみます。(理想)
と言っても画像から、どれが芽なん?
画像を超拡大してみましたが余計にボケます。
なので心眼が入っています。
見えて来ました。(笑)
将来像を描いてみます。
主幹1本。
まっすぐ上に。
主幹から主枝が出ます。
(主枝と言えども、鉢ですとチョロ主枝)
それぞれの主枝に1個づつ実を付けさせます。
本当は強い主幹を作りたいので、一度下から切り戻したいですね。
こんな感じ。
赤線はカット(剪定)。青い線が来年成長する枝、緑は再来年成長する枝。
なので実を付けるのは2018年。
一番下に細い枝が付いてますが、これはどうでも良い枝。
200%不要な枝。
絶対に落とさないとダメな枝です。
最初はこの枝にも実が生るんじゃないかな。
なんて甘い気持ちがあると思います。
これが大きな間違い。
他の枝の養分ロスになります。風通しを悪くして害虫を集めます。病気の元になります。
不要な枝を落として少しでもリスクを減らしましょう。

それか上に伸びそうな芽を1つ選んで、その芽に集中。(基部に近い芽が強い芽)

ゆずぽんさんがギャ~と言いそうなので、弱い剪定にしておきます。
これで行きますか。
既に主枝が2本出来ていますので、なるべく基部に近い所の外芽を選んでその上で切ります。
(枝の上に付いた芽は真っ直ぐ上に伸びます。樹形を悪くするので使わない。)
樹高がすごく低くなります。
盆栽柿の感じ。
因みに黒い柿はヘタ虫に入られました。
柿も簡単には収穫出来ません。

一般的な地植えは主幹、主枝、亜主枝、側枝の順番に作って行きますが、鉢栽培でそこまでは無理だと思います。
本当は大きく育てたいのですが。
さてこの貴秋はゆずぽんさんに運命を委ねられました。
あとはゆずぽん次第。
来年の今頃どうなっているのでしょうね。
天国に行っちゃいました。
あらら・・
なんて。
出来れば庭に鉢を半分埋めらたら良いと思います。
これは家の庭の新種の桃です。
新種の桃に新種の桃が接いであります。
新品種の多品種接ぎ用の桃の木。
これは水遣り不要で楽チン。
鉢で良く見られる肥料の流亡も軽減されます。
根域制限されていますので大きくなり過ぎません。
参考に。

にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト
人は目を。果樹は芽を。
果樹の芽も人の視線を感じていると思います。
剪定は枝を切る作業ですが芽を生かすための作業ですね。