一年ぶりに気持ちが沈んでおります。
どん底であります。
人生で何度か味わうことなのかもしれませんが。
さて、2014年のイチョウの黄葉の見頃は11月末となりました。
日の出とともに日本一のイチョウ並木を散策してみます。
今年はどんな表情を見せてくれるのでしょう。
【朝もやに立つイチョウ】

【鏡イチョウ】

【染めるイチョウ並木】

【一本道】

【最盛期】

【一粒】

そして。
昨年の秋、近所のおじいちゃんにイチジクの木をあげる約束をしました。
今春、約束通りイチジクの木はおじいちゃんの畑に植わりました。
先日、おじいちゃんの家にキウイを持って訪れました。
おばあちゃんがいたので手渡してそのまま帰宅。
その時、おばあちゃんは何も言わず御礼だけ述べられました。
先日、家内の話でおばあちゃんからおじいちゃんが入院していることを聞かされました。
病名は末期ガン。
食事も出来ず点滴だけとか。
家内は先日お見舞いに行きました。
おばあちゃんは私が家を訪れた時、本当のことを言えなかったのでしょう。
私が同じ立場であれば私も言えません。
おじいちゃんの畑です。
イチョウも植えられてます。
イチジクは実を付けていましたが収穫の跡は見られません。

この畑のイチョウは銀杏産地から見ればショボイ感じです。

暫くイチョウの木で佇んでいました。
・・
このイチョウ何年経ったんだろう。
10年?15年?
イチョウが今年はおじいちゃんが来ないな~。て。
おじいちゃんは銀杏が好きだったからな。
昨年の秋に銀杏の品種の『久寿』と『藤九朗』で話が盛り上がったのを思い出しました。
あたりを見渡して一つ救われたことがあります。
銀杏がそれほど落ちていません。
きっとおばあちゃんが収穫されたのでしょう。
良かった。
私は病院には行けないな~。
辛くて。
せめて、
せめてイチョウの木を綺麗に撮ってあげよう。
【最後のイチョウ】

きっとおじいちゃんにはこれで会えないと思います。
今年のイチョウの黄葉は悲しいね。
辛い辛い。
おばあちゃんからおじいちゃんがキウイ食べたって。
泣けて来ます。
これも私の人生。
一度どん底に落ちよう。 そして這い上がろう。
いつまでも悲しんでいられません。
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