≪ 接木。 『桜桃』 | HOME | 2014年 実生桃の糖度。最終結果 ≫
Author:日本一の果実(FC) 春夏秋冬、日本には四季があります。四季の移ろいと、風が頬を通り過ぎるのを感じましょう。果物の素晴らしさを伝えたいですね。仕事は研究開発ですが休日は汗を掻きながら野良仕事。果樹を育て、逆に育てられながら日々を楽しんでます。
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トマトのお話です。
同じ品種でも甘いトマトが売られています。
通常のトマトは糖度7くらいですが、そのトマトは糖度14あります。
その代り大きさが通常のトマトの半分です。
大きさが半分と言うことは酸味も甘味2倍に濃縮されています。
おいしいトマトはここがポイントです。
味が濃厚です。
栽培に手間が掛かる為、値段も倍以上します。
カレーも酸味が加わりますと味が濃厚になります。
この濃厚さがコクと呼ばれるものなのでしょうね。
プロ仕様のカレーなのかもしれません。
代わってイチジクのお話です。
今年鬼ちゃんが食べたドーフィン。これもおいしいです。
イチジクも奥が深くてドーフィンよりおいしいイチジクはたくさんあります。
何が違うかと言えば酸味と糖度。
ドーフィンの糖度は完熟でも15。酸味も足りません。
おいしいイチジクは糖度が25以上あります。さらにそこに酸味が加わります。
そのようなイチジクは味が濃厚です。
冬にイチジクの苗を処分しますので出せたら出します。
ちょっと大きく過ぎて梱包出来ないかも。
多分無理かな。
根だけ送りましょうか。
他の果物も同じです。
私はみかんの『せとか』が好きですが、あれも味が濃厚です。
ポンジュース並みです。
酸味と糖度が温州みかんと違いますね。
冬にせとかを食べてみて下さい。
なるほどと思って頂けると思います。
いろいろとおいしい果物は有りますね。
皆さんはそれに気付ずにいます。
余談あれこれでした。(笑)