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日本一の果実栽培をめざして(FC)

四季の移ろいと果物の魅力を伝えます。 皆さんと共に味わいましょう。
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リンゴの高密植栽培。結実を5年から3年に短縮。

昨年お世話になった原田種苗さんからカタログが届きました。
苗購入の際は丁寧に対応して頂きました。
青森の雪深い所で頑張ってみえる信頼出来る会社です。

原田種苗カタログ 2019 11 6-1






カタログの中に栽培法についての記載があって参考になりました。


キーワードは
『未来型中間台方式』
『トールスピンドルシステム(高密植栽培)』
『フェザー苗』

リンゴを苗から作られてみえる方は理解が早いと思います。

たくさん植えられる。
早く生らすことが出来る。
この2つ。

原田種苗カタログ 2019 11 6-2

原田種苗カタログ 2019 11 6-3

原田種苗カタログ 2019 11 6-4

原田種苗カタログ 2019 11 6-5








現在、リンゴの台木にJM7を使っています。
以前は丸葉やM26を使っていましたが今は矮性の強いJM7に切り換えました。
低木でなるべく早く生らせたいとの思いから。

未来型中間台の提案として、台木に丸葉。中間台木に矮性台木を使うとあります。
台木に丸葉を使うのは湿害に強く、ヤセ地でも育つ。丸葉は根が強い。








台木の次にフェザー苗を作る。
フェザー苗とは、新わい化栽培で柔らかい羽毛状の枝(フェザー)を多数発生した苗こと。
フェザーを発生させるためにはBA液剤という植物成長調整剤を散布します。
BA液剤は市販されていますので購入可能。
それほど高価なものではありません。

フェザー苗。
1年目に1本棒を作る。
2年目に切り戻し。
2年目の春からフェザー作り。
BA液剤の噴霧は5回ほど。
切り戻して新梢が20cmほど伸びた所で1回目の噴霧。
あとは10日置きに計5回噴霧。
これで3年目に実が着くようです。
樹形は直立系なので高密植栽培が可能。
出来れば枝は一度下垂させる。

一度試してみたい栽培法ではあります。










庭植えのバレリーナツリーが3本。(ワルツ・メイちゃんの瞳・ポルカ)
畑のリンゴの木が次々に枯れたので品種確保の為、枝を一時バレリーナツリーに仮置き。
来年、この3本に赤・青・黄色のリンゴが生るかもしれません。
接いだ枝は1m~2m伸びています。
伸び代に比べ、花芽がたくさん付いているように感じます。
バレリーナツリーを中間台木に使うと接いだ翌年に実が生るかもしれません。
立枝にも花芽。

バレリーナツリー2019 11 6-3

バレリーナツリー2019 11 6-1

バレリーナツリー2019 11 6-2

バレリーナツリー2019 11 6-4

バレリーナツリー2019 11 6-5

バレリーナツリー2019 11 6-6





主幹にはバレーナツリーのリンゴ。
主幹から伸びた枝には赤・青・黄色の食べられるリンゴ。
鑑賞と生食用のリンゴの両方。
いいんじゃないでしょうか。
来年に注目。




お盆頃にメイちゃんの瞳に花が咲きました。
その後に実が。
単独開花。
メイちゃんの瞳は自家受粉の品種と言うことです。
流石に肥大はしなくて大きさはピンポン玉くらい。

バレリーナツリー2019 11 6-7

バレリーナツリー2019 11 6-8







今年、庭植えの『あいかの香り』を1個でも収穫したいですね。





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【 2019/11/07 (Thu) 】 リンゴ | TB(0) | CM(12)

落花生・自然薯掘り。

コキアの紅葉が始まりました。
全体と言うより日当たりが悪い西側から。
開花時季は今。
紅葉が始まる時季が開花時季でもあるようです。

コキア 2019 11 2-1

コキア 2019 11 2-2

コキア 2019 11 2-3










落花生と自然薯を収穫。


落花生。
8月15日時点の写真。
直径1mほど。
開墾の草刈りで格闘していた時季です。
落花生を見れば成長不足。
いかんいかん。

落花生 2019 8 15-1








落花生に出来る最後の施肥。
根元と開花後のひげの着地地点をイメージして施肥。
9月中旬まで成長。
その後、一気に落花生の実の成長に転換。
お盆時季が最後の調整時季。



収穫。
ギリ間に合った?
直径2mほど。
お盆時季に比べて、葉っぱの表面積は4倍に拡大。
落花生隣の勝手に生えているマリーゴールドが綺麗。
マリーゴールドは生命力の強い花ですね。
一度も施肥していませんが強く生きています。

落花生 2019 11 2-1

落花生 2019 11 2-2

落花生 2019 11 2-3








未熟の実が2/3ほど。
収穫出来きたのは1/3。

落花生 2019 11 2-4

落花生 2019 11 2-5

落花生 2019 11 2-6

落花生 2019 11 2-7

落花生 2019 11 2-10

落花生 2019 11 2-8

落花生 2019 11 2-9







施肥を遅らすほど未熟の実が多くなります。
施肥をしないと収量自体が減ります。



生落花生の塩茹では乾燥落花生より全然おいしいです。
このおいしさは自家栽培あるのみ。


茹で方。
塩分5%の食塩水を作ります。
私は大鍋で茹でますので、水量計測は体重計を使います。
完全に沸騰させてから投入。
茹で時間は強火で25分。
火を止めて20分放置。
この冷めて行く20分に丁度良い塩加減が落下生に染み込んで行きます。
その後、ザル上げします。










自然薯。
今年が自然薯栽培3年目。
初年が短形自然薯。
昨年から普通の自然薯に転換。
短形自然薯は形がいびつで粘りも良くありません。
まっすぐで粘りが強い普通の自然薯の方が楽ですね。


8月15日時点の写真。
まだ葉っぱは残っています。
一応、施肥をしておきました。

自然薯 2019 8 15-1







その後、9月中旬頃には葉っぱが完全に枯れました。
昨年も同様。
現在の写真。

自然薯 2019 11 2







掘ってみます。
昨年は掘るのに大変。
今年の改良点は土を盛り上げて植え込みます。
地上は土を削る感じで楽。
地中部分を少しでも減らします。

自然薯 2019 11 2-3








今年の結果。
失敗。
掘り応えがありません。
どれもこれも短い。
あれって感じ。
あっけなく掘って行けます。
あっと言う間に発掘完了。(笑)

自然薯 2019 11 2-4

自然薯 2019 11 2-5










自然薯は昨年と同じ場所に植え付け。
連作障害があるのでしょうか。

来年用の種イモはたくさん。
100本ほど種イモを収穫。
小さなムカゴが一年で種イモに成長。

自然薯 2019 11 2-6







ムカゴが散らばって落下しますので、ほかっておいても種イモは出来ます。

自然薯 2019 11 2-2








種イモはキャリーケースごと地中に埋めて、来春になったら掘り上げて植え付けます。
昨年はダンボールに種イモを入れて地中に埋めました。
春に掘り上げたら、ダンボールは土に帰っていました。
今年は腐らない樹脂性に改良。

自然薯栽培はまだまだ初心者。
これからですね。



今日、コンニャクイモを掘り上げます。
一人前になるまでに3年掛かります。
3年計画の今年が2年目。
どこまで成長しているのか。
昨年は早々に葉っぱが枯れました。
今年は昨年よりは粘れたような気がします。
芋は掘り上げる楽しみがありますね。
失敗しても成功していても。







追記

ジャンボ落花生について追記しておきます。
柿ピーは辛くて旨い。
ジャンボ落花生は甘くて旨い。
糖度を計りましたら30ありました。
特に薄皮部分が肉厚があって旨い!
ピー部分も大粒で食べ応えがありますね。

ジャンボ落花生 2019 11 5-1

ジャンボ落花生 2019 11 5-2

ジャンボ落花生 2019 11 5-3








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【 2019/11/03 (Sun) 】 自然薯 | TB(0) | CM(12)