長寿柿が1本。(富有)
推定100年生。
今年は300個ほどの実を付けさせました。
あと50個ほど。
未熟のものもあり最終収穫は12月23日頃でしょうか。
お蔭様で今年は200個ほど頂いたと思います。
何せ家で柿を食べるのは私だけ。
黙々と食べるしかありません。
来年はどうなんでしょう。
生り疲れで休養?
実が生っている枝を残し剪定してみました。
大丈夫そうですね。
来年も300個以上行けます。
剪定方法は立枝(徒長枝)を残します。
立枝しか残しません。
反面教師的な剪定。
これが木にとって一番楽じゃないかと思えたからです。
養分の流れも明確。
木に迷いが生じません。
養分は兎に角上に。
そこには実が待っています。
例えば赤丸の枝。(全てが今年の新梢)
剪定で残す枝は1本。
通常は一番ど真ん中の矢印の枝だけを残します。
背が高くなって収穫が厳しい場合は仕方無く下の矢印あたりの枝に切り替えます。
その枝に養分を集中。
小枝は養分のロスになりますので全て落とします。

残した1本に来年実が生るとこんな感じ。
最初上を向いていても実が大きくなるにつれたわんで来ます。

1本の新梢それぞれに5個ほど実を付けます。
それを1個に摘果。
通常、短果枝のような枝には先端2~3芽に結実します。
立枝は養分が充実してますのでどの新梢にも実が付きます。
剪定した枝。



昨年は幹のコケを取り除きました。
病気は減ったと思います。
今年の冬も行います。

変わって『花御所』。
今年は早々に葉っぱが落ちて実だけ残りました。
失敗。
最初、果肉が黒いのが見付かりましたが結局数個でした。
100個ほど生らせて食べたのは20個ほど。

今は熟熟。
花御所は果肉が緻密。
そんなこともあってか完熟すると果肉に水分をたくさん蓄えます。
樹上で干柿。
水分が多くて樹上干柿は無理っぽい。

鳥のご馳走になっています。

耐え切れず落下した実も。
グニュ。
あっ。
やっちまった。


食べられそうな実を頂いてみます。
皮を剥くとテカっています。
割ると崩れるのでフォークで挿してかぶり付きます。
水分が溢れます。
これが花御所の熟熟果。
他の柿ではこうはなりません。
お年寄りに優しい柿かもしれませんね。






花御所も生らせ過ぎ。
来年はお休みかも。
見てみたら大丈夫そうですね。
花芽がしっかりしています。

来年こそは花御所を完食したいですね。
おいしい柿です。
柿も元気な枝を残せばたくさん生っても疲れません。
何となく分かって来ました。
柿の木の気持ちも。
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