花が咲けば受粉なんですが簡単には行きません。
相性があります。
人と同じ。
特に梅、杏、桜桃、スモモ、プルーンなどは。
人にも血液型があります。
果樹にも遺伝子がありまして同じような遺伝子は受け付けません。
自分とは違った遺伝子を取り込もうとします。
杏のハーコットなど10年以上経ってますが今だ年に1~2個の収穫。
桜桃の月山錦も今だ収穫0。
生る所ではちゃんと生っているのでありますが。
開花時期が同時期であれば結実も同時期。
必然的に摘果時期が重なります。
5月第4週~6月第1週。
この時期は忙しさでひっくり返ります。
摘果が済んでからは防除と防御。
これに尽きます。
収穫前は特に注意が必要。
収穫前日に食べられることは良くあります。
害虫や鳥獣との知恵比べ。
前置きが長くなりました。
今日も長くなります。
すみません。
花壇植えのリンゴ『あいかの香り』。
家のシンボルツリー。
毎日見る木です。
異変もすぐに分かります。
今年もテッポウ虫やコガネを何匹も退治しました。




高接ぎの『メイちゃんの瞳』
2019年にはこんな感じが高さ3m続く予定。
幼果から紅色。
綺麗な実です。

1本の木に3種類のバレリーナツリーを接いであります。
見てて面白いです。
メイちゃんの瞳とワルツ。

ビワの『大五星』。
袋掛けは軸が強くなってから。
今年勉強しました。

杏の『紅浅間』。
赤く染まると綺麗な実ですね。

キウイも摘果は必須。
今年環状剥皮の効果を確認出来ました。
5mm程度の溝は2週間で埋まります。
6月上旬まで3回ほど必要でしょうか。
来年は5月の第一週から始めます。
写真は紅妃。


ジャンボイエロー。

スモモは今の所、果樹の中で一番おいしい果物と思っています。
品種によっては香りが特に素晴らしく、糖度も20くらいになると感動的な味になります。
軸が長い分、桃に比べれば全然収穫し易いです。
写真は今年初生りのハニーハート。

サマービュート。

貴陽。
今年全て獣に食べられました。

紅い実が可愛いコチェコ。

桃。
桃は難しいです。
5月と真夏。
この時期は割と収穫し易いので狙いはこの時期でしょうか。
5月中旬から10月中旬まで格闘が続きます。
写真は名前が無いオリジナル品種。

ミラベル。
糖度が高いのが特徴ではありますが、何分にも実が小さい。
今の2~3倍の大きさがあれば。

ぶどう。
手間は掛かりますが、やることをやれば割と収穫し易い果樹だと思います。
食べられる程度であれば。
ただぶどうは奥が深く、上を目指そうとするとかなり大変です。
リビング前のぶどう棚にイタリア。
昨年100房。
今年70房。
2×5mの棚に限界まで生らせています。
イタリア。


シャインマスカット。

梨。
梨は防除に限ります。
すぐ近くにカイズカイブキがありますので雨風で赤星病が発生します。
3月下旬から5月いっぱいの定期的な防除は必須。
あと収穫前の夜蛾にやられ易いです。
二重袋を検討したいです。
写真はにっこり。

柿。
収穫し易い果樹だと思います。
写真は長寿の富有。

早秋。

栗。
秋の味覚の代表格。
季節感を感じられます。
2~3回の防除で全然収穫率が変わってきます。
写真はポロタン。

みかん。
みかんも収穫し易い果樹の一つ。
写真は紅ちゃん。

そして桜桃。
かなりの難敵。
出来た時は感動的ではありますが。
今年も月山錦の収穫は0。
来年もトライします。
今年、最後に落花した月山錦。

紅ゆたか。


今現在果樹は20種類くらいでしょうか。
ま~大変。
それぞれ個性がありますので理解することから始まります。
個性を最大限に生かしてあげればちゃんとした実になってくれます。
人と同じです。
良く見ながら管理人の意志を伝える。
今日も長かった。
ここまで有難うございました。
次は『収穫』編。
また長くなりそう。
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