このはさんが極寒の北海道で果樹栽培を始められるご様子。
たくさんの果樹をご購入され、どこまで切り戻したら良いのかと言うご質問を受けました。
僭越ではございますが回答させて頂きます。
このままでいい苗が多々あります。
切り戻した方が良いのではと思うものが数本。
最初に何でこんな品種を。(ウソウソ。笑)
(中にはありますが。内緒。

)
YDフジと普通のふじ。
流石このはさん。
雰囲気で買われましたね。
今回はテスト?(笑)
これは私も興味があります。
先々それぞれの特性が出れば面白いですね。
YDは矮性台木のこと。
俗にワイ台。コンパクト樹形に適しています。
私はワーイワーイと呼んでます。(笑)
YDフジと普通のふじ。一年毎にアップして頂くと私も勉強になります。
ぜひお願いします。
因みに家の花壇のメイちゃんの瞳はワイ台を使っています。
目指すはコンパクトで鈴生り。
仕立てを想定して台木を選ぶのが良いのではないでしょうか。
さて、このはさんの幼苗の切り戻しについてです。
高さが分かるように棒の60cmの高さにラインを入れて頂きました。
(もっと綺麗な棒を使わんかい。笑。このあたりはこのは流。)
特に気になったのはリンゴ。
YDフジと紅玉はこのまま行きますと将来困ったちゃんになりそうな雰囲気があります。
60cmで切い戻して60cm以下から新たに出る芽に期待されたら如何でしょう。
北海道でこの時期なら新芽が出て来ると思います。
『YDフジ』

『紅玉』
(私的には紅玉は使える品種だと思います。生食より加工用に。)
60cmでカット。

『フジ』はこのまま。
既に70cmでカットしてあります。

『あかつき』
実が1個着いてますね。
期待しましょう。
切り戻しはこの実の少し上。
不要な枝は落しましょう。(矢印)

『ジャンボ白鳳』
不要な枝のみカット。
丸印の下の方の枝は成長しませんし大した実が着きません。
先々切り落とすことになると思います。
(以前スペースの関係で伐採しました。

)

『照手水蜜』
このまま。
食べられますが枝垂れ桃でどちらかと言えば花見用ですね。
(以前スペースの関係で伐採しました。

)

『幸水』
下の枝1本切除と一番上の枝の誘引。

『豊水』
枝の先端を少しカット。

今回少し書かせて頂きましたが、諸先輩方から意見があった時は迷わずそちらに従って下さい。(笑)
私の意見は優先順位として最階位でお願いします。
植え付け1年目に切り戻しを怠ると後々困ったちゃんになって数年先にもう一度出直すことになりますね。
日当たりと風通しは大事な要素です。
最初が肝心。
果樹もこのはさんのように綺麗な外観と参りましょう。
おヒゲ剃りませんか。
いやいやこれがこのはさんのシンボルです。
防除しながら大事に育てましょう。
このはさんのご健闘をお祈りします。
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