皆さんのぶどうは素晴らしい出来具合でありますが、家のはとてもとても。
試行錯誤は今年も継続中。
やっぱり駄目だったか。 『やっぱり。』 繰り返しの再確認であります。
あれっ。予想外。
こうなるだろうがそのように成らなかった瞬間であります。
こう言った予想外の所にぶどうを栽培するコツ・条件のようなものがあったりします。
こう言った予想外を如何に早く見つけられるかでしょうか。
今年初生りの『クイーンニーナ』
木がヒョロ苗で晩生種。
全く駄目でしょう。予想は。
確かに生ったぶどうは予想通り駄目なぶどう。
でもちょっと予想外。


思ったより着色が進んでいました。
しかも思ったより実が大きい。
クイーンニーナで一房だけ摘粒を控えたものを作りました。
これはやっぱり。
予想通り小粒。これくらいの数でこれくらいの粒。インプットしておきましょう。

今年『ピオーネ』を一房だけ作りました。
ピオーネは一房で十分。 (他に巨峰も一房だけ。)
先日の台風で生死の境をさまよう形に。

上から100kg近い重量のパイプが落ちて来ました。
ピオーネもビックリ。予想外だったでしょう。
奥にあるキウイのパイプです。
この枝で受け止めた訳ですが、ピオーネの枝は皮一枚に。
ブチ切れる一歩手前。
諦めて一気にトドメを差すか。
ピオーネの命乞いの声が聞こえて来ました。
やめて~。
今は駄目もとで縛ってあります。
えっ。 今は?
今の後は。(笑)
今年一房だけのピオーネ。

カーポートのおまけぶどう。 (安芸クイーン)
花壇から枝を誘引してあります。
南面の軒下。
割れた実が怒っているように見えます。



カーポートの東面。
垣根仕立てにしてあります。
もう葉っぱがヨレヨレ。
木が申しております。 もう限界。
ぶどうがもうこのあたりでギブアップして宜しいでしょか。って。
私は構いませんが、お客さんに一度聞いてみて下さい。
先日5日続いて降った雨が相当効きましたね。
ぶどうがもうビショビショ。


庭のぶどう棚。
塀で囲まれてますので台風には大丈夫のようです。
問題は風通しが良くありません。

ここの『安芸クイーン』は全く着色が進んでいません。

『ジャスミン』も同様に真っ青。 しかも実割れ。

まだマシなのが『イタリア』。
これは環境が悪くてもそこそこ生ってくれますので有り難い品種です。
イタリアの国が推奨するぶどうです。
香りが抜群に良いですね。


最近チョコチョコ食べているのが『スチューベン』
ここのスチューベンは初生りのものです。
春先にしっかり袋掛け。しかも摘粒。
摘粒までするんかい。ホワイトモグタンさんに一笑されましたが、その後頑張ってくれました。
デラウェアよりちょっと大きい。(笑)


ヒョロ苗で50房はチョット厳しい。(汗)
木を成長させながらの収穫。
房が小さいのは仕方がありません。
今年分かったこと。
『風通しは着色に大きく影響する。』
副梢整理も大事ですが、風通しはさらに大事。
風通しの良い棚は着色が順調に進みますね。
ぶどう棚の付近は明るく清潔に。
ぶどうは結構回りを気にするタイプのようです。
にほんブログ村