昨年お世話になった原田種苗さんからカタログが届きました。
苗購入の際は丁寧に対応して頂きました。
青森の雪深い所で頑張ってみえる信頼出来る会社です。

カタログの中に栽培法についての記載があって参考になりました。
キーワードは
『未来型中間台方式』
『トールスピンドルシステム(高密植栽培)』
『フェザー苗』
リンゴを苗から作られてみえる方は理解が早いと思います。
たくさん植えられる。
早く生らすことが出来る。
この2つ。




現在、リンゴの台木にJM7を使っています。
以前は丸葉やM26を使っていましたが今は矮性の強いJM7に切り換えました。
低木でなるべく早く生らせたいとの思いから。
未来型中間台の提案として、台木に丸葉。中間台木に矮性台木を使うとあります。
台木に丸葉を使うのは湿害に強く、ヤセ地でも育つ。丸葉は根が強い。
台木の次にフェザー苗を作る。
フェザー苗とは、新わい化栽培で柔らかい羽毛状の枝(フェザー)を多数発生した苗こと。
フェザーを発生させるためにはBA液剤という植物成長調整剤を散布します。
BA液剤は市販されていますので購入可能。
それほど高価なものではありません。
フェザー苗。
1年目に1本棒を作る。
2年目に切り戻し。
2年目の春からフェザー作り。
BA液剤の噴霧は5回ほど。
切り戻して新梢が20cmほど伸びた所で1回目の噴霧。
あとは10日置きに計5回噴霧。
これで3年目に実が着くようです。
樹形は直立系なので高密植栽培が可能。
出来れば枝は一度下垂させる。
一度試してみたい栽培法ではあります。
庭植えのバレリーナツリーが3本。(ワルツ・メイちゃんの瞳・ポルカ)
畑のリンゴの木が次々に枯れたので品種確保の為、枝を一時バレリーナツリーに仮置き。
来年、この3本に赤・青・黄色のリンゴが生るかもしれません。
接いだ枝は1m~2m伸びています。
伸び代に比べ、花芽がたくさん付いているように感じます。
バレリーナツリーを中間台木に使うと接いだ翌年に実が生るかもしれません。
立枝にも花芽。






主幹にはバレーナツリーのリンゴ。
主幹から伸びた枝には赤・青・黄色の食べられるリンゴ。
鑑賞と生食用のリンゴの両方。
いいんじゃないでしょうか。
来年に注目。
お盆頃にメイちゃんの瞳に花が咲きました。
その後に実が。
単独開花。
メイちゃんの瞳は自家受粉の品種と言うことです。
流石に肥大はしなくて大きさはピンポン玉くらい。


今年、庭植えの『あいかの香り』を1個でも収穫したいですね。
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