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日本一の果実栽培をめざして(FC)

四季の移ろいと果物の魅力を伝えます。 皆さんと共に味わいましょう。
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剪定と樹形作り。

この2日間はスモモ若木の樹形作りと桃の剪定でした。
桃の剪定はまだ半分。
剪定全体の進捗は二割程度。
のんびりやってますが、どこかで本格モードに入ると思います。




2015年に挿し木したスモモのトパーズ。
2016年に植え付け。
一本だけ彩の姫を接木してあります。
来年が3年目。
本格収穫は2020年から。


どの果樹も植え付けから3年目までは樹形を作って行きます。
枝を誘引してから剪定。



トパーズ。
長い枝の方がトパーズ。短い方が彩の姫。
2本主枝。



剪定前。

トパーズ 2017 12 16-1

トパーズ 2017 12 16-2











剪定後。

トパーズ 2017 12 16-7










トパーズの短果枝。
来年数個試し採りが出来るかもしれません。

トパーズ 2017 12 16-3

トパーズ 2017 12 16-4










彩の姫。
こちらも来年試し採りが出来るかもしれません。

トパーズ 2017 12 16-5

トパーズ 2017 12 16-6











桃のゆうぞら。
太さ20mmほどの徒長枝が10本ほど。
徒長枝はこの剪定鋏を使いますが非力で腕が疲れます。

ゆうぞら 2017 12 16-4










剪定前。

ゆうぞら 2017 12 16-1

ゆうぞら 2017 12 16-2

ゆうぞら 2017 12 16-3











剪定後。

剪定後 ゆうぞら 2017 12 17-2

剪定後 ゆうぞら 2017 12 17-1

剪定後 ゆうぞら 2017 12 17-3

剪定後 ゆうぞら 2017 12 17-4











桃水。
硬質で甘い桃。
晩生種で収穫まで粘るのが至難の業の桃です。
来年は粘りたいです。

剪定後。

桃水 2017 12 17














はなよめ。
収穫は6月末。
梅雨期の収穫になりますので味と収穫は天気次第。

剪定後。

はなよめ 2017 12 17










今年、桃を何個食べたでしょう。
5個くらい?

来年の桃の袋掛けは1,500個くらいでしょうか。
とすると桃の摘果は15,000個。
ゲゲっ。


桃1本剪定するのに2時間くらい掛かりますね。
来週も桃の剪定が続きます。








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【 2017/12/17 (Sun) 】 | TB(0) | CM(18)

桃の剪定

桃の白麗を剪定しました。




剪定前。

白麗剪定 2017 12 3-1

白麗剪定 2017 12 3-2











剪定後。

白麗剪定 2017 12 10-1

白麗剪定 2017 12 10-2

白麗剪定 2017 12 10-3











今回は試しに徒長枝を残してみました。
柿が生るのであれば桃も出来るかもしれません。
剪定前の状態を見て思ったのが桜桃のジョイント栽培です。
ジョイント栽培も立枝の長果枝。
桃の実も基本は樹勢維持。


桃では初めての試みです。
徒長枝から徒長枝が伸び始めたら私の負け。
徒長枝の一番先端は切ってありません。
ここが養分の終着点を意識させます。
実の1個は徒長枝の先端部分に着けます。
成長か実か。
来年は木と気持ちの駆け引きになります。


岡山の代表桃の白麗。
おいしい桃ですがこれまでに収穫したのは1~2個。
3年前に桃を食べ過ぎてここ2年ほど桃栽培の意欲が薄れていました。
来年桃はちょっとやる気。
タヌキに負けないようにしなくては。






バナーの桃は3年前のものから引っ張って来ました。



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【 2017/12/13 (Wed) 】 | TB(0) | CM(19)

獣害との戦い

最近10連敗くらい。
もうすぐジャイアンツの連敗を越しそう。

連日スモモや桃を獣にやられます。
相手は何でしょう。
タヌキ?
アライグマやハクビシン?
足跡、爪跡、食べ残した歯型をじーと睨んで。
・・
分かりません。




果樹の周りを高さ1.5mのネットで囲ってみました。
ネットの下はパイプや角材を置いてあります。

簡単に突破されています。
相手にすればこんなの楽勝。









貴陽。
未熟ですが既に半分以上食べられました。
(貴陽は毎年鈴生り。秋ソルダムのお蔭と思っています。)

貴陽 ネット 2017 7-16 -


貴陽 2017 7 17-1

貴陽 ネット 2017 7-16 -2


貴陽 2017 7 17-2










実生桃は500g前後で糖度も高いので、完熟するを待っています。
ただ獣はそこまで待ってくれません。
毎日少しづつ減って行きます。

実生桃 2017 7 16-1

実生桃 2017 7 19-1

実生桃 2017 7 18-2

実生桃 2017 7 19-3

実生桃 2017 7 19-2

実生桃 2017 7 18-1














プルーンのパープルアイ。
受粉用に高接ぎしてある早生種ツアーは既に完食されました。
その時にパープルアイの枝折れ。

パープルアイ2017 7 16-1 

パープルアイ2017 7 16-2 >












ミラベルもゴミネットでガードしてありますが枝を折られました。

ミラベル 2017 7 18-1









何とかせねば。
イタチごっこもどこかで終わらせないと。




庭や畑ものどかな雰囲気が欲しいですね。
今は格闘技場。
食い荒らして汚れた場所。
安心して収穫を待ちたいですね。

仏のようなヨボヨボ爺ちゃんも相手の容赦無い攻撃にちょっとカチンと。
プンプン。(笑)

家の前の用水。
長閑。
鴨は用水の小魚を食べています。
迷惑を掛けていないので大丈夫。
寄ると逃げなくても良いのに逃げて行きます。
逃げなくてもいいのに。
この爺は危ない存在と見られています。

動物との共存は難しい問題。
人は人で考えがあります。
こんな平野でも想像以上の動物が棲んでいると思います。

鴨 2017 7 16-1

鴨 2017 7 16-2








今朝、庭のなつおとめを収穫しました。
このままでは数日で完食されます。
250g程度の小さな桃。
全然早いですが仕方がない。
くゆらさんの白鳳も全然早く収穫されましたが追熟で何とかなったようです。
真似てみます。

なつおとめ 2017 7 23-1










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【 2017/07/21 (Fri) 】 | TB(0) | CM(18)

おばあちゃんから白鳳を頂く。

ご近所の漬物おばあちゃんに紫陽花のコサージュ苗を届けました。
おばあちゃんに最初はピンク色。2~3年後に透き通った青紫に変わりますので。
色のサンプルでピンクと青紫のコサージュの切り花も一緒に。


返り際、これ持ってって。
出されたのは2個の桃。
これ岡山の白鳳。

これはおばあちゃんが楽しみに買って来たものに違いない。
本当は受け取ってはいけないもの。
でもここで断ってはおばあちゃんの顔が立たない。

受け取るか。
見れば立派な白鳳。
おばあちゃんの気持ちが入った桃。
有難く頂きます。

白鳳 2017 7 17










そうだ。
家の桃を代わりに持っていこう。

今生っているのは名前のない桃。
実生。
2009年に誕生。
親は『西王母』×『なつおとめ』。
収穫時期からすればなつおとめの血の方が濃いかもしれません。


最終肥大が始まっています。
大きなものは500gくらいあるかもしれません。
糖度は20前後。
大したことはありませんがこの時期の桃としてはこんなもん。


おばあちゃん。
これ、種から育てた桃なんです。
名前の無い桃ですが味わって下さい。

実生桃 2017 7 17

実生桃 2017 7 17-2







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【 2017/07/17 (Mon) 】 | TB(0) | CM(20)

桃の木にもスカシバ。

最近は授粉状況の確認と次のステップに備えて病気や害虫の確認を。
授粉はなるようにしかなりませんが。
人工授粉をしなければ授粉結果も大して気になりませんが、人工授粉をすれば逆に授粉結果が気になったりします。
そんなもんでしょう。

防除は早めの対応が肝心。
日々の観察しかありません。
GW中のなるべく早い時期に一度一斉防除をやりたいと思っています。






今年の実生桃は樹勢がガタ落ち。
冬の剪定で樹勢に合った枝の量に減らしてあります。
原因はカイガラムシと樹液。
固まった樹液を剥がしてみると中にいました。
シンクイムシと言うよりスカシバのように見えます。
今回はカメラ持参。
綺麗に写してあげます。
実生桃は過保護に雨除けをしてあります。
カイガラムシも雨除けしてあると余計に付き易い感じですね。
幹も所々剥がれ掛けています。
この中にもきっといるはず。

実生桃 2017 4 25-1

実生桃 2017 4 25-2

実生桃 2017 4 25-3

実生桃 2017 4 25-4

スカシバ 2017 4 25

実生桃 2017 4 25-5

実生桃 2017 4 25-6













一週間前に授粉を試みた桜桃たち。
そろそろ結果が出始める頃。
一週間である程度肥大しませんと途中で落下する運命が待っています。
授粉して一週後が鍵。
これが第一段階。
土俵に乗れるかどうか。



『大桜夏』

大桜夏 2017 4 27






『芳玉』

芳玉 2017 4 27-1







『夢あかり』

夢あかり 2017 4 27-1







『紅ゆたか』

双子果ばかり。
子だくさんは参った。
恐らく半分以上は双子果。
夏の高温と乾燥による生理障害です。
暖地栽培の宿命のようなものですね。
摘果の対象になります。

紅ゆたか 2017 4 27








『紅福』

こちらも同様に双子果が多いです。

紅福 2017 4 27






『絢のひとみ』

ジュンの瞳 2017 4 27







キウイにもスカシバ。
入られ過ぎ。
夏以降実が肥大しないのはこのせいでしょう。
逆にシワシワになりますからね。
私に合わせなくても良いのですが。
今年は徹底的に戦います。

キウイ 2017 4 27








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【 2017/04/27 (Thu) 】 | TB(0) | CM(16)

桃の人工授粉

雨の日が多いですね。
この時期は毎年のことですが。
例年この時期の雨で桜桃の授粉不良になったりたりします。
今年は桜桃の開花が遅れていますので、桜桃にとっては有難い。
これで桜桃が授粉不良であれば雨のせいに出来ませんね。
雨でも晴れても授粉不良。
天気じゃないです。








野菜の苗が届きました。
基本、種蒔きは無理。
私で種から育てられる訳がない。
苗ですがまだ全く畑の準備が出来ていません。
暫くこのまま。

野菜苗 2017 4 7









トマトの種を蒔いて2週間近く経ちました。
やっと発芽。
苗を買いたかったのですが世の中にまだ売られていません。
仕方がなく。
8粒蒔いて6つ発芽。
2粒失敗。
10粒入りを注文しましたが11粒入っていました。
1粒おまけ。
なのであと3粒残っています。
今年おいしいトマトであれば紹介したいと思います。

プチぷよ 2017 4 7










今年の接木の様子。
保湿でビニール袋を掛けてあります。
展葉の状態を見ながら、まず袋の一部を切って空気を入れます。
一日寒さに慣らしてからビニール袋を完全に取り除きます。
モグちゃんに教えて貰いました。
いい加減なモグちゃんですが、このあたりは慎重のようです。





アンズ。
これが一番展葉が進んでいました。
ここまで来れば枯れないでしょう。

アンズ 2017 4 6









ミラベル。
試験苗。
ミラベルの糖度に大きさ・ジューシーさ・香りが加われば面白い果物が誕生するかも。
この苗からドっヒャ~の果物を。

ミラベル 2017 4 6

ミラベル 2017 4 6-2









桃に人工授粉しました。
『ひめこなつ』にオリジナルの桃を。
何が出て来るのでしょう。
サッパリ分かりません。
100gの桃に600gの桃。
多分350gの子が生まれます。
6月の桃に10月の桃。
多分8月に生りますね。
糖度12の桃に糖度26の桃。
多分糖度20の桃になります。
計算合ってますか。
違う?
計算ミスであって欲しいです。

ひめこなつ 2017 4 7









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【 2017/04/07 (Fri) 】 | TB(0) | CM(20)

実生桃。獣害に伏す。

土曜日(9/10)のこと。
桃の『きららのきわみ』を収穫しようと向かいました。

中国梨が獣害に遭っていました。
これはヤーリーかツーリーのどちらか。
中国梨の獣害はこれまで経験がありません。
珍しいことがあるもんだ。
その時はその程度。

中国梨 2016 9 10-1








黄ららのきわみに着きますと、一つも生っていません。
やられた。








さらに、嘘でしょ。
実生桃も完全にやられました。

実生桃 獣害 2016 9 10










これで今年の実生桃の戦いは終わりました。
相手を褒めるのも何ですが、今回は完全犯罪。
通常は木の下で食べるのが一般的。
今回は木の下に一つも落ちていません。
全て持ち帰っています。
なので一見何ら変わらない。
良くみれば破れたBIKOOだけが残っている状態。
見過ごしてしまいましたね。

さらに見れば梨の『長十郎』の2/3をやられました。
獣害の規模は過去最大です。

ここ一週間の出来事。
恐らく一匹じゃないですね。
短期間にこれだけの量は食べられません。
ご家族かも。

袋内落下の実生桃が一つ残されていました。
まだカチカチ。
収穫まで一ケ月ありますからこんなもんでしょう。
この状態で良く食べるもんだ。
取り敢えずやられた日を記しておきます。
『9月10日』
来年は8月末にはガードを固めましょう。
800g・糖度30。
先は長い。

実生桃 2016 9 12









休みに畑を一通り見て回りました。
楽しみなものを見付けました。
ムカゴ。

ムカゴ 2016 9 11








今年から自然薯を始めました。
ムカゴは食べずに増やす方向に使います。

自然薯も秋の味覚。
楽しみに待ちましょう。









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【 2016/09/12 (Mon) 】 | TB(0) | CM(20)

桃。 糖度と光の関係。

桃を収穫しました。
全く違う桃に見えて、同じ品種です。
『ゆうぞら』。
植え付けて4年目。
初収穫になります。

違いは光を当てるか否か。
片方は収穫まで遮光袋を被せてありました。
片方は最初から最後まで袋無しです。
触って見ると少し柔らかい。樹上完熟の状態。

赤い方が糖度が高いと予想します。

ゆうぞら 2016 8 17-1







光を直接当てれば甘くなる。
私の考えはこの時点で崩れました。
検証結果です。

ゆうぞら 2016 8 17-2

ゆうぞら 2016 8 17-3




ゆうぞら 2016 8 17-4

ゆうぞら 2016 8 17-5






『白麗』を遮光袋からBIKOOに切り換えていました。
1個袋内落下。
見れば少し傷んでいます。
糖度測定。
2週間ほど前の遮光袋を掛けていた時とほとんど変化がありません。
やはり光の影響は無いのでしょうか。

白麗 2016-8 17-2








これも途中でBIKOOに切り換えた『桃紅』。
日焼けした部分から傷んでいました。
夏の直接光は問題。
桃の収穫時期に合わせて袋を使い分けた方が良いようです。
スイカの日焼け。
桃の日焼け。
夏の日焼けは厳しい。

桃紅 2016 8 17









桃はこれから晩生種に移ります。
さくら、桃水、黄金桃、黄ららのきわみ、西王母、実生と続く桃の道。
ここからから粘りませんと。



桃水。

桃水 2016 8 17







黄ららのきわみ。

黄ららのきわみ 2016 8 17







実生。
実生はまだまだ青い。
大きいものは400g程度まで肥大。

実生桃 2016 8 17







今回一つ分かりました。
ゆうぞらは白麗より滑らか。
果肉が緻密です。
白麗を超える要素は多分にありますね。
ともに真っ白で糖度20が出来ればでしょうか。
糖度UPは年季も必要です。
あと5年は掛かるかもしれません。
ここはじっくり待つしかありません。







あなた、何か言いたそうね。

リンゴの『スイートメロディ』も忘れないで・・・・・。

スイートメロディ 2016 8 17












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【 2016/08/18 (Thu) 】 | TB(0) | CM(18)

桃の『白麗』

バラも壁にもたれ掛かり、うなだれています。
この時期は色褪せて綺麗ではありません。

バラ 2016 8 5-1

バラ 2016 8 5-2









落下していたスイートメロディ。
本収穫で糖度16~17まで行けばおいしいリンゴですね。
注目しましょう。

スイートメロディ 2016 8 9










落下桃の『白麗』。
色白。
白過ぎ。
しろクマくんの遮光袋が掛かっていました。

真っ白の方が良いかもしれません。
仕上げにBIKOOに入れ変えました。
色より味が優先。

この桃は期待出来ます。
果肉がなめらか。
糖度20以上まで行ければばプレミアレベルだと思います。
この時期に収穫の『なつおとめ』や『なつっこ』に比べれば全然上です。
この桃は今後、頑張りましょう。

白麗 2016 8 9-1

白麗 2016 8 9-2








酷暑。
人にとっては宜しくありません。
一方、果樹にとっては好条件。
記録を出したいですね。








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【 2016/08/09 (Tue) 】 | TB(0) | CM(18)

BIKOOを試す。

試しにBIKOOを1,000枚買ってみました。
これでどうなるかですね。



シャインマスカットに付けてみます。
紙袋を外してみると、あらまっ。
病気。
やっぱり紙袋の中は分かりませんね。

シャインマスカット 2016 7 15

シャインマスカット 2016 7 16










実生桃。
収穫が近いです。
収穫まであと数日。

昨日、しろクマ君袋を外してみました。
一日でうっすらピンク色に。
数日で食べられる桃まで行くのでしょうか。
徐袋して最後の最後に食べられることは良くあります。
出来れば最後まで袋があった方が無難ですね。

実生桃 2016 7 15-1

実生桃 2016 7 15-2









実にも光は必要のように思います。





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【 2016/07/15 (Fri) 】 | TB(0) | CM(14)