タクシーの運転手さん、梨の『きらり』が生っている所までお願いします。
えっ。
那須塩原でもきらりを栽培されている方が見えました。
私も自信がありませんがここって福島ですよね。
よしよし、出張の成果が出ました。
『にっこり』と『きらり』を買って参りました。
今回の出張は重かった。(笑)
では早速本題に。
『にっこり』と『きらり』を家の住人に食べて貰いました。

『にっこり』



『きらり』



感想。
・味の違いが分からない。 (問題外)
・甘さが随分違う。
・無言。(黙々と食べただけ。)
私の感想です。
『にっこり』にっこりは大抵の人がおいしいと思う梨。
『きらり』は意見が分かれると思います。
どちらも瑞々しさは抜群です。水分量は他の梨に比べて多いです。
甘く感じたのは『にっこり』。糖度以上の甘さを感じます。
『きらり』は果肉が緻密。
先日収穫した糖度9.6の『にっこり』と糖度11.3の今回の『きらり』。甘く感じたのは『にっこり』の方でしょうか。
『きらり』の片親は『おさ二十世紀』。
きらりを食べた後に青い味が舌に残ります。二十世紀の独特な味です。
果肉が緻密なのでシャリ感はありません。
緻密さでは『きらり』の方が『にっこり』より上。
『きらり』は『おさ二十世紀』の遺伝子を確実に継いでますね。
二十世紀梨を好まれる方にはこの『きらり』はお勧めです。
残念ながら私は二十世紀梨がちょっと苦手。(汗)
今年、家の香りぶどうがスチューベンにことごとく負けました。
これは世間の評価です。
スチューベンは数字の糖度以上に甘く感じます。
ぶどうは甘さが一番と言うことでしょう。
糖度計の数字は目安であって実際の甘さは舌で感じるもの。
果物の評価ポイントの一番は舌が感じる甘さかもしれませんね。
『にっこり』は糖度計以上に甘く感じる梨です。
私も甘い梨を作りたくなりました。
今回の『きらり』は交配して一次選抜までに6年掛かっています。
であれば実生梨も可能かも。(笑)
『にっこり』×『かおり』なんか面白そうですが。(私見)
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